スズラン高崎店の屋上緑化
2007年4月上旬にスズラン様より屋上緑化のお話をいただき、話し合いを重ね、設計・施工をさせていただきました。
外構工事
樹木や草花を植えるための植栽桝作り(外構工事)にとりかかり、レンガが積み上がりだんだんとその姿が見えてきました。
できあがった植栽桝から軽量土壌を入れるための準備にかかります。 荷重制限を考慮しつつ、防根対策のための耐根シートを敷き、ある程度の保水性を保つ機能と水のはけ口の確保をするために保水・排水マット材(スチロール性)を敷き込みます。
見えない設備を設置
レンガやブロックに取り付けたボルトや、金網は樹木を植えたときの風倒を防ぐ支柱設置(今回はワイヤー支柱を選択)の準備です。
植栽枡の排水口から土が流出しないように、鉢底ネットや不織布を敷き込み、次は土を搬入します。
土を搬入する(1)
土とは言っても屋上という特殊な環境のため、重量の負担が軽減された『軽量土』を用います。軽量とはいえ、1トンの軽量土の重さは1トンあります。
大型のトレーラーに“トン袋”と呼ばれる袋(1トン入るから)に詰められ運ばれてきた軽量土を荷揚げします。
土の搬入(2)と、樹木の搬入
3回目の搬入は引き続き『土』と樹木中心の植物です。
樹木の搬入前に前回に続き『土』を数袋搬入しました。今回は未開封で屋上に待機です。
荷揚げする樹木がどのくらいの量かと言いますと…、2トントラックに満載で3台になりました。樹木はある程度の大きさの物は直接ヒモをかけクレーンに、中低木や草花はシートに乗せての吊り揚げです。
植栽作業、ほか
翌日からは本植栽と灌水・植栽桝準備(土入れやレンガ積み)の同時進行でにぎやかに作業が進みます。
ずらりと並んで待機していた袋からネコ(一輪車)を使っての小運搬、いったい何往復したら…? と、作業中は気が遠くなりそうになります。
植栽作業つづき
屋上に彩り、華やかさを…と、花は多い方が良いとの希望があり、エレベーターを使っての搬入となりました。
高木は風に負けないよう、仕込んでおいたボルトや金網から支柱を取り、間に中低木や地被類を配して外周が完成です。
最後の植栽桝の外構も終わり間近、外構完成後、最終の荷揚げとなります。
芝の搬入と土の搬入(3)
いよいよ最終の荷揚げとなりました! 最終荷揚げの資材は芝と、またまた『土』でした。
下地の準備の整った最後の植栽桝にクレーンの可動域の限界付近ではロープを使って少しでも距離を伸ばす努力をしています。
最後にシートに載せた芝を揚げ夜間作業終了です!!
街中かつ、デパートなので交通の妨げが少なくて済むようにとの夜間作業でしたが、普段と違う時間帯・神経の使い方での作業はナカナカのものでした。
植栽作業(3)
翌日、植栽枡の最終調整をして、袋で待機している土をまだ不足している部分へと運び、傾斜等を整えました。
最後の植栽は、地被類や花が中心です。デパートの名前にもなっているスズランも、もちろん入ります。
自動潅水装置
後は自動灌水装置を取り付けます。一次側の給水工事から電源工事も行いました。今回の自動灌水システムはグローベン社の製品を使用。レインセンサーも取り付けました。
ここから等間隔かつ全延長に均等に水が点滴される特殊な灌水用の点滴穴が設けられたチューブを樹木などの間を縫うように這わせていきます。
完成
作業前とほぼ同じ所で写したのですが、けっこう変わったのを感じてもらえるのではないでしょうか。
今後は通路がきれいに色づけされたり、中央部にお子様が遊べる新幹線が開通します。
このように大々的に屋上緑化を行っている百貨店はあまり見かけることができないと思いますので、是非とも足を運んでみてください。「親子で楽しむ花で彩られた空中公園」の空間をぜひお楽しみ下さい。
新聞記事
上毛新聞(平成19年6月29日・経済面)に、弊社施工の高崎スズラン百貨店の屋上庭園、「みどりの広場」開設の記事が掲載されました。
「新幹線」には、大人も乗れるそうですよ。ぜひ一度足を運んでください。









































